5.F地震(九州沖縄地方)
1700 4 15 (元禄 13 2 26) 33.9°N 129.6°E (M 7)/九州沖縄地方
壱岐・対馬:24日より地震,26日の地震で壱岐の村里の石垣・墓所ことごとく崩れ,屋宅大半崩れる.対馬で石垣が崩れるなどの被害.佐賀・平戸などで有感.
1703 12 31 (元禄 16 11 23) 33.25°N 131.35°E M 6.5/九州沖縄地方
豊後:府内(大分)山奥22ヶ村で潰家273,破損369,死1.油布院筋・大分領で農家580軒潰れる.豊後頭無村(現日出町豊岡)で人家崩れ,人馬の死があった.
1705 5 24 (宝永 2 閏4 2) 33.0°N 131.2°E/九州沖縄地方
阿蘇付近:阿蘇で坊の大破や崩れがあったという.岡城で被害があったという.
1723 12 19 (享保 8 11 22) 32.9°N 130.6°E M 6.5/九州沖縄地方
肥後・豊後・筑後:肥後で倒家980,死2.飽田・山本・山鹿・玉名・菊地・合志各郡で強く,柳川辺でも強く感じた.
1749 5 25 (寛延 2 4 10) 33.2°N 132.6°E M 6T/九州沖縄地方
宇和島・大分:宇和島城で所々破損,矢来大破.大分で千石橋破損.土佐・広島・伊賀・延岡で強く感じた.
1760 5 15 (宝暦 10 4 1)/九州沖縄地方
琉球:城墻57ヶ所崩れる.余震があった.
1768 7 22 (明和 5 6 9) 26.2°N 127.5°E/九州沖縄地方
琉球:王城などの石垣が崩れた.津波が来て,慶良間島で田園と民家9戸を損じた.[1]
1769 8 29 (明和 6 7 28) 33.0°N 132.1°E M 7T/九州沖縄地方
日向・豊後・肥後:延岡城・大分城で被害多く,寺社・町屋の破損が多かった.熊本領内でも被害が多く,宇和島で強く感じた.津波があった.[1]
1771 4 24 (明和 8 3 10) 24.0°N 124.3°E M 7.4/九州沖縄地方
八重山・宮古両群島:『八重山地震津波』:震害はなかったようである.津波による被害が大きく,石垣島が特にひどかった.全体で家屋流失2千余,溺死約1万2千.[4]
1792 5 21 (寛政 4 4 1) 32.8°N 130.3°E M 6.4/九州沖縄地方
雲仙岳:前年10月から始まった地震が11月10日頃から強くなり,山崩れなどでたびたび被害があった.4月1日に大地震2回,前山(天狗山)の東部がくずれ,崩土約 0.34立方kmが島原海に入り津波を生じた.対岸の肥後でも被害が多く,津波による死者は全体で約1万5千,「島原大変肥後迷惑」と呼ばれた.[3]
1828 5 26 (文政 11 4 13) 32.6°N 129.9°E (M 6)/九州沖縄地方
長崎:出島の周壁が数ヶ所潰裂.天草で激しかったという.天草の海中で噴火に似た現象があったという.
1831 11 14 (天保 2 10 11) 33.2°N 130.3°E (M 6.1)/九州沖縄地方
肥前:佐賀城の石垣崩れ,侍屋敷・町郷に破損多く,潰家もあった.
1848 1 10 (弘化 4 12 5) 33.2°N 130.4°E M 5.9/九州沖縄地方
筑後:柳川で家屋の倒潰があった.
1848 1 25 (弘化 4 12 20) 32.85°N 130.65°E/九州沖縄地方
熊本:熊本城内で石垣を損じ,座敷などの壁が落ちた.
1889 7 28 (明治 22) 32.8°N 130.7°E M 6.3/九州沖縄地方
熊本:熊本市を中心に半径約20kmの範囲に被害があり,県全体で全壊239,死20.橋の落下や破損が多かった.
1893 9 7 (明治 26) 31.4°N 130.5°E M 5.3/九州沖縄地方
鹿児島県:知覧村付近で強く,家屋・土蔵・石垣・堤防など破損.近くの村々でも被害.
1894 8 8 (明治 27) 32.8°N 131.0°E M 6.3/九州沖縄地方
熊本県中部:阿蘇郡で家屋・土蔵の破損22,山崩れ18.その他でも小被害があった.
1895 8 27 (明治 28) 32.8°N 131.0°E M 6.3/九州沖縄地方
熊本:阿蘇郡山西村で家屋・土蔵破損400,その他の被害が多かった.
1898 8 10 (明治 31) 33.6°N 130.2°E M 6.0/九州沖縄地方
福岡市付近:糸島郡で家屋破損73,土蔵破損13,神社破損8など.12日に再び地震があり,家屋などが小破した.
1898 9 1 (明治 31) 24.5°N 124.7°E M 7/九州沖縄地方
八重山群島:宮古・石垣両島で家屋半壊2,山崩れ,石垣の崩壊があった.
1899 11 25 (明治 32) (03h 43m) 31.9°N 132.0°E M 7.1/九州沖縄地方
(03h 55m) 32.7°N 132.3°E M 6.9
日向灘:宮崎・大分で家屋が小破し,土蔵が倒壊した.大分では2回目の方が強かった.[−1]
1901 6 24 (明治 34) 28°N 130°E M 7.5/九州沖縄地方
奄美大島近海:名瀬市内で石垣崩壊などの小被害があり,小津波があった.[−1]
1909 8 29 (明治 42) 26°N 128°E M 6.2/九州沖縄地方
沖縄:那覇・首里で家屋半壊3,死1.
1909 11 10 (明治 42) 32.3°N 131.1°E M 7.6/九州沖縄地方
宮崎県西部:宮崎市付近で被害が大きく,宮崎・大分・鹿児島・高知・岡山・広島・熊本の各県に被害があった.大きなやや深発地震で,深さ約150km.従来,日向灘とされていたもの.
1911 6 15 (明治 44) 28.0°N 130.0°E M 8.0/九州沖縄地方
喜界島近海:有感域は中部日本に及び,喜界島・沖縄島・奄美大島に被害があった.死12,家屋全壊422.この地域最大の地震.[0]
1913 6 29 (大正 2) 31.6°N 130.3°E M 5.7/九州沖縄地方
鹿児島県串木野南方:翌日再震 (M 5.9),この方が強かった.両方で家屋倒壊1,非住家倒壊2.地鳴りを伴った.
1914 1 12 (大正 3) 31.6°N 130.6°E M 7.1/九州沖縄地方
桜島:桜島の噴火で発生した地震.鹿児島市で住家全倒39,死13,鹿児島郡で死22余.小津波があった.[1]
1922 12 8 (大正 11) (01h 50m) 32.7°N 130.1°E M 6.9/九州沖縄地方
(11h 02m) 32.7°N 130.1°E M 6.5
千々石湾:被害はおもに島原半島南部・天草・熊本市方面.長崎県で死26,住家全壊195,非住家全壊459.このうち2回目の地震による死3.
1923 7 13 (大正 12) 30.6°N 131.2°E M 7.1/九州沖縄地方
種子島付近:家屋小破77余,その他小被害.
1931 11 2 (昭和 6) 32.3°N 132.6°E M 7.1/九州沖縄地方
日向灘:宮崎県で家屋全壊4,死1.鹿児島県で家屋全壊1.室戸で津波85cm.[−1]
1938 6 10 (昭和 13) 25.3°N 125.2°E M 6.7/九州沖縄地方
宮古島北北西沖:津波来襲,平良港で振幅1.5m. 桟橋流失し,帆船に被害があった.[1]
1939 3 20 (昭和 14) 32.3°N 132.0°E M 6.5/九州沖縄地方
日向灘:大分県沿岸で小被害,宮崎県で死1.小津波があった.[−1]
1941 11 19 (昭和 16) 32.0°N 132.1°E M 7.2/九州沖縄地方
日向灘:大分・宮崎・熊本の各県で被害があり,死2,家屋全壊27.九州東岸・四国西岸に津波があり,波高は最大1m.[1]
1947 9 27 (昭和 22) 24.7°N 123.2°E M 7.4/九州沖縄地方
台湾東方沖:石垣島で死1,西表島で死4.瓦の落下・地割れ・落石などがあった.震央は国際地震輯報による.
1961 2 27 (昭和 36) 31.6°N 131.9°E M 7.0/九州沖縄地方
日向灘:宮崎・鹿児島両県で死2,家屋全壊3.九州から中部の沿岸に津波,波高は最高50cm.[0]
1968 2 21 (昭和 43) 32.0°N 130.7°E M 6.1/九州沖縄地方
霧島山北麓:『えびの地震』:2時間ほど前にM 5.7 の前震,翌日にもM 5.6 の余震があった.死3,傷42,建物全壊368,半壊636.山崩れが多かった.3月25日にもM 5.7 とM 5.4 の地震があり,建物全壊18,半壊147.
1968 4 1 (昭和 43) 32.3°N 132.5°E M 7.5/九州沖縄地方
日向灘:『1968年日向灘地震』:高知・愛媛で被害多く,傷15,住家全壊1,半壊2,道路損壊18など.小津波があった.[1]
1970 1 1 (昭和 45) 28.4°N 129.2°E M 6.1/九州沖縄地方
奄美大島近 海:傷9,住家一部破損1462,その他小被害があった.
1970 7 26 (昭和 45) 32.1°N 132.0°E M 6.7/九州沖縄地方
日向灘:傷13,山崖崩れ4.小津波があった.[−1]
1975 1 23 (昭和 50) 33.0°N 131.1°E M 6.1/九州沖縄地方
阿蘇山北縁:外輪山内にある一の宮町三野地区に被害が集中した.熊本県で傷10,家屋全壊16,半壊17,道路損壊12,山崩れ15.
1975 4 21 (昭和 50) 33.1°N 131.3°E M 6.4/九州沖縄地方
大分県中部:傷22,住家全壊58,半壊93,道路被害182など.
1984 8 7 (昭和 59) 32.4°N 132.2°E M 7.1/九州沖縄地方
日向灘:宮崎・大分・熊本の各県で被害,傷9,建物一部破損319など.弱い津波があり,延岡で18cmを記録した.[−1]
1987 3 18 (昭和 62) 32.0°N 132.1°E M 6.6/九州沖縄地方
日向灘:死1,傷若干のほか,建物・道路などに被害があった.